建設業界は、これまで社会保険未加入業者、未加入労働者が多く、若者の建設業離れの要因の一つになっていました。
それを7、8年前から国土交通省が問題視し、公共工事の現場に入るには適正な社会保険加入を条件にしたり、厚生労働省と連携し、未加入対策に取り組んできたことが、加入者増につながってきたと思います。
最近の建設業改正では、適正な社会保険加入が許可要件加わりました。
ですが、いまだ未加入業者は存在します。(企業側は加入しているけど、労働者はすべて加入させていないなども含めて)
では、適正な公的保険とは?基本的には下記の保険加入です。
・社会保険(健康保険、厚生年金)
・雇用保険
※個人事業(従業員4名以下)の場合、社会保険加入は任意
※法人役員や個人事業主は、労災保険特別加入(加入は任意)
※一人親方の場合、一人親方労災保険特別加入
小規模の個人事業者から、「元請から社会保険に入るよう言われた」という話も聞いたりしますが、制度上は上記の条件でOK!