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とび・土工・コンクリート工事は範囲が広い!

2020.04.30 | 行政書士BLOG

皆さん、建設工事の種類の中に「とび・土工・コンクリート工事」というのがありますが、どんな工事が当てはまるのかご存じですか?

例えば、とび→「足場仮設工事」、土工→「土工事」、コンクリート→「コンクリート工事」ということになります。

が、それだけではありません。

重量物の運搬設置工事、鉄骨組立工事、くい打ち工事、掘削工事、地盤改良工事、法面保護工事、道路付属物設置工事、屋外広告物設置工事、外構工事、はつり工事、潜水工事などほかにもたくさんあります。

その他基礎的ないしは準備的工事がとび土工コンクリート工事に含まれます。

年度報告の工事経歴書を作成する際、他の業種に該当しない工事やあやふやな工事なんかをとび土工工事で処理したりと、使い勝手のいい工事種類でもあります。

許可業種に解体工事業が新設されるまでは、解体工事もとび土工工事業に該当していました。

詳細はこちら(業種区分) → http://www.mlit.go.jp/common/001209751.pdf

沖縄県のローカルルールかもしれませんが、原則、土木一式工事の下請けも「とび土工」で処理することになっています。(例外として、2500万円以上の下請けの場合、契約書、見積書などで、総合的に土木工事を施工したことがわかる場合は、「土木一式工事」に計上OK)